ユーザー登録
文字サイズ

広報いずも 2019年9月号

みちしるべ 第147号(1)

8/63

島根県出雲市

世界人権宣言から人権尊重の地域づくりを考える

■「世界人権宣言」を知っていますか?
世界人権宣言は、人権および自由を尊重し確保するために、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」を宣言したもので、1948(昭和23)年12月10日に国際連合第3回総会において採択されました。
この宣言は、人権の保障を国際的に初めてうたったもので、すべての人々が持っている市民的、政治的、経済的、社会的、文化的分野にわたる多くの権利を内容とし、前文と30の条文から成り立っています。世界人権宣言自体には法的拘束力はありませんが、宣言の主旨は世界各国の憲法や法律に取り入れられるなど、世界に強い影響を与えました。
宣言の採択から70年余が経過しました。この間、人権に関する取組は大きく前進しましたが、世界では紛争や難民問題、貧困問題など依然として平和と人権が脅かされている地域があり、国内では、いじめや虐待、インターネット上の人権侵害、ハラスメント等、さまざまな人権問題が関心を集め、社会問題となっています。
世界人権宣言第1条には「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」とあります。人権とは、人間が人間らしく幸せに生きるための権利です。人間がただ、人間であることにより誰でも当然に持っている、侵してはならない権利です。そして、人権が尊重され、差別のない社会の実現のためには、自分の人権のみならず他人の人権についても正しく理解し、その権利の行使に伴う責任を自覚して、人権を相互に尊重し合うことが求められています。
皆さんの周りで、お互いの人権は大切にされていますか?

■人権尊重の地域をつくるために
出雲市では、平成28(2016)年10月に「人権問題に関する市民意識調査」を実施しました。
その結果を見ると、ほぼ5人に1人が「日常生活の中で、差別や人権侵害を受けたと感じたことがある」と回答しました。
誰もが安心して暮らせる地域をつくるため、人権について学び、気づくことは、地域で孤立しやすい人を見守り、つながりを持ち、支え合う意識と行動に結びつき、豊かな共生社会を築くことにつながります。
では、人権について学び、気づくためにはどうしたらいいでしょうか。
やはり、そのためには日頃から人権について関心を持つことが大切です。そして、職場や学校、地域等が開催する研修会に積極的に参加しましょう。人権について正しい知識を身に付け、正しく理解し、人権感覚を磨き続け、世界人権宣言がめざす全ての人の人権が尊重される地域社会を共につくっていきましょう。

※参考資料…島根県人権啓発推進センター 広報誌「りっぷる」VOL.20

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

広告

※広告は一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパンが掲載しているものであり、広報紙を発行している自治体とは何ら関係ありません。

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル
協力 出雲市 〒693-8530 島根県出雲市今市町70番地