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広報いずも 2019年6月号

みちしるべ 第146号(1)

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島根県出雲市

■出雲市同和教育研究指定事業の取組
市では、市内で地区同和教育推進協議会を指定し、当該地区内の幼稚園、小・中学校、保育園(所)、コミュニティセンター等と連携を図りながら、「真に明るく住みよい民主的な社会の創造」をめざした地域ぐるみの同和教育を推進しています。
平成29・30年度に指定した地区の取組を紹介します。

◇檜山地区
〔活動テーマ〕人権尊重 心ゆたかな 里づくり~思いやりの心 みんなが笑顔になる 第一歩~
檜山地区では、指定事業を受けるにあたり、檜山地区人権・同和教育推進協議会の組織を強化し、新たに推進組織を立ち上げ、5つの専門部会を設置し、各町内会、小学校、各種団体との連携を図りながら啓発活動を行いました。
指定を受ける前年度の平成28年には、20歳以上の人を対象に住民意識調査を実施し、檜山地区における問題点や課題を把握することにより、指定2年間の人権・同和教育の目標を立て、問題解決に向けた教育活動を実施しました。
檜山地区では、なるべく多くの人に研修を受けていただくために、地区の全町内会を回り、啓発指導員による講話や、ビデオフォーラムを実施しました。
人権標語、人権ポスターの募集をしたところ、檜山小学校や向陽中学校の生徒、一般から多くの作品応募がありました。優秀賞は檜山地区文化祭で表彰を行いました。
また、地域研修では、全日本同和会島根県連合会女性部長の橋本智子さんや、人権テイクルートの坂田かおりさん、島根県人権啓発推進センターの藤原博詩さんなど多くの皆さんに講話をしていただき、共に学びあうことができました。
昨年10月の発表会では、檜山小学校の公開授業と2年間の実践発表を行いました。記念講演では、藤岡大拙さんを招き、壮大な出雲神話のお話の中で親子愛や郷土愛について貴重なお話をしていただき、私たちはその大切さを学び、気づくことができました。発表会の最後に、研究指定事業の発表会では初となる「人権尊重地区・檜山宣言」を行いました。
今後も地域の人たちや各種団体、PTAの皆さんとのつながりをより一層深め、「人権尊重」の意識を常に持ち、また、心掛けなければならないと考えています。

《檜山地区人権・同和教育推進協議会 清水正顕会長から》
檜山地区では、指定前年度に20歳以上の住民を対象とした意識調査を行い、地区の人権課題を把握するとともに、これまでの檜山地区人権・同和教育推進協議会の組織の見直しを行い、推進体制の整備を行いました。
住民意識調査では、「出雲市に同和問題があるか」の問いに対して、「あると思う」、「昔ほど極端ではないがあると思う」という回答が50%に上りました。
不合理な差別である同和問題は、人権の世紀と言われる21世紀には持ち越さないという信念に基づいて私たちは、活動をして参りましたが、いまだに差別が存在しているという認識に差別の根深さを感じるとともに、人権教育や啓発活動の取組の不十分さを痛感しました。
このような現実を見すえて、檜山地区では人権が尊重される地域社会の実現をめざして、「人権尊重 心ゆたかな 里づくり」をメインテーマに指定事業の取組を進めました。
私たちは、この2年間の成果として基本的人権の大切さを認識し、誰もがかけがえのない存在として尊重される、真に明るく住みよい社会を築くために、「人権尊重地区・檜山宣言」をすることとしました。この宣言により人権尊重の輪がより一層広がることを期待しています。

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