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広報いずも 2018年12月号

みちしるべ 第144号(1)

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島根県出雲市

市では、同和問題をはじめとするあらゆる人権問題の解決に向けて、教育・啓発に取り組んでいます。今回は、7月に開催した「同和教育講演会」の様子と、さまざまな人権問題をテーマに年4回シリーズで開催している「人権・同和教育基礎講座」、12月4日から10日までの「人権週間」についてご紹介します。

■第51回出雲市同和教育講演会
7月28日、平田文化館プラタナスホールで、水平社博物館館長の駒井忠之(こまいただゆき)さんをお迎えし、「熱と光を求めて―水平社創立の思想に学ぶ―」と題して講演をしていただきました。
全国水平社創立の歴史や、〝水平社宣言〝と呼ばれている全国水平社創立宣言の世界的意義について話されました。〝水平社宣言〝は、人間の平等と尊厳を求めた日本初の「人権宣言」であり、在日朝鮮人やハンセン病回復者などの自主的な運動の展開に刺激を与え、国内の新聞だけでなく、海外の新聞や雑誌で紹介されるなど、世界から注目を浴びました。また、差別を受けている人々自身が発信した世界初の人権宣言で、「人の世に熱あれ、人間に光あれ」として、差別の撤廃や人権の確立、平和などを訴えただけでなく、それぞれの違いを受け入れる寛容さが大切だという貴重なメッセージを世の中に発信しました。
講演の最後に、「差別は連鎖し、知らず知らずに偏見が植え付けられていく。時間が解決するからと見て見ないふりをすることでは差別はなくならない。」「お互いの違いを認め合い、みんながリラックスして生きていける寛容な世の中をつくっていくことが重要だ。」と差別解消への思いを語られました。
水平社創立者の思いや差別解消への展望について熱心に話される姿に、参加者のみなさんは駒井さんの思いを感じながら真剣に聞き入りました。

《参加者の声》
・水平社宣言から、当時の人たちの差別解消への思いを知ることができた。私たちも思いをつないでいきたい。
・これまで同和問題について学ぶ機会がなく、情報ばかりがあふれる現代、誤った情報がいかに多いかを知る機会ともなりました。今後これからの生活にも活かしていきたいと思います。
・「普通」でないことについて、自分がそうなることへの勇気を持つこと、違いを認め、そこから学ぶこと、共に生きることを大切にしたいと思いました。
・今日の講演会は本当の意味での人権を感じることができた。人と人が互いの違いを認め合うことができる出雲市になってほしい。
・「部落差別」をなくすためだけではなく、人間らしく、その人がその人らしく生きるためにどのように考えていけばよいか知ることができ、勉強になりました。
・〝多様性を認める社会〝になることが差別解消につながると思いました。多様性がより広がる現代社会の中で違いを認めあっていけるような生き方を考えることが、今後の人権・同和教育に必要ではないかと思いました。

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