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出雲の伝統工芸「神灯(かんなび)あんどん」

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島根県出雲市

出雲市には、豊かな自然と歴史に育まれた多くの優れた伝統工芸があります。
作り手の方の想いとともに出雲の工芸を紹介します。

今回ご紹介するのは、多々納工房(大社町)で製作される「神灯あんどん」です。小さな木片を釘など使わずに組合せる組子細工の技術を用いて作られる「神灯あんどん」は、その美しい球体や緻密な紋様から木の香りと共に雰囲気のある灯りを放ち、メディアや展示会でも紹介され、海外でも高く評価されています。製作者の多々納弘光さんは、建具職人として中部山陰建具同業組合の卓越技術賞をはじめ、多くの賞を受賞されています。

■神灯あんどん誕生秘話
ある日、子ども達が湾曲させてしまった製作中の組子細工からヒントを得て、試作を作り続ける生活が始まりました。その過程で、「あんどんを作るための道具も自作していくうちに、200を超えてしまったよ」と語られました。
気が遠くなるほどの失敗を繰り返し、5年2か月の歳月を経て「神灯あんどん」が完成し、その工法は特許として認定されました。

■職人の信念
「わしは技術を活かして、世界にない新しいものを作っとるから。素晴らしいと言ってもらう言葉がごちそうです。わしの全てですわ、この仕事は」
多々納工房では、魅力のある商品を作れば信頼を得られ、興味があれば訪ねてもらえると考え、看板を出しておられませんが、見る者の心をとらえ癒しを感じられるようなオンリーワンの作品を作り続けておられます。

問合せ:商工振興課 TEL 21-6572

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