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広報いずも 2017年12月号

出雲の伝統工芸「出西織(しゅっさいおり) 多々納(たたの)工房」

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島根県出雲市

出雲市には、豊かな自然と歴史に育まれた多くの優れた伝統工芸があります。
作り手の方の想いとともに出雲の工芸を紹介します。

訪れた工房は、風が気持ちよく通る多々納さんの自宅に隣接した工房です。
ここで昭和30年に多々納桂子さんが出西織を始められ、その後を継いだ多々納昌子さんにお話をうかがいました。

■藍(あい)の力
出西織の魅力は―
「毎日仕事として触れていても、藍の色は綺麗だなあと思います。自分で染めていても感動します。これは私の力ではなくて、藍の力。毎日藍も表情が違います。織りも、自分で作りながら、『おお、きれい』と思ったりしますから。いい仕事ですね。」

■生活の中の身近なものに
製作で心掛けていることは―
「お家で使って、ちょっとほっとしてもらえるようなものが作れればなと思っています。いい藍の色だなと思ってもらえるといいなと。『これが玄関にあると一日がんばろうと思える』といううれしい感想をいただくことも励みになります。」

■発見があるから面白い
今後の目標は―
「発酵建(だ)て藍染ができるようになるには時間がかかります。私自身も30年くらいやっていますが、まだ分からないというか、生き物を飼っている感じですね。何年経っても発見することがあって、それが面白いです。製品は少しですが、綿を育て、手で紡ぎ、染めて織るといった全ての工程を自分で行うこともできる面白い仕事です。これからもどんどん勉強して技術を磨き、納得のいく藍の色を追求していきたいです。」

問合せ:商工振興課
TEL/21-6541

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