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広報いずも 2019年11月号

11月は児童虐待防止推進月間です(1)

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島根県出雲市

こどもたちが安心して、豊かな気持ちで育つことができるように、家庭・地域全体で見守っていきましょう
189(いちはやく) ちいさな命に 待ったなし

■児童虐待防止と対応講座
市では、児童虐待防止の取組として、島根県立大学出雲キャンパスとの共催で、毎年3回シリーズで講座を行っています。第1回の講座の内容の一部を紹介します。
講演「家族理解」が「家族支援」である
漫画家、家族カウンセラー、立命館大学客員教授 団士郎氏

◇「家族理解」は誰にでもできる最大の援助
現代は、児童虐待だけではなく様々な社会問題を抱えている。正しい子育てができる人ばかりではなく、正しくない子育てが起きてしまうこともある。家族が多くの問題を抱えていることを踏まえ、家族にとってどんなことがしんどいか、家族のためにどんなことならできそうか、を考える必要がある。
「家族理解」は誰にでも可能で最大の援助である。問題に手をつける前に、まずは「家族理解」をすることが大切である。孤独で誰にも理解してもらえない人は苦しんでいる。何かを起こすまで見て見ぬふりをしているのはよくない。話を聞いてくれる、分かってくれることが不可欠であり、分かってくれるのは専門家でなくてもよい。支援を求める人は答えを求めているのではなく、聞いてもらうことで一息つける。

◇地域のつながりでできること
児童虐待に対し、地域住民として予防的にできることはないかなと考えることが大切である。安心して子育てできる町を作ることが児童虐待を減らす王道ではないかと考える。
誰かのことを助けたいと思った時は、まずは挨拶で声をかけるようにしたり、子どもが泣いていたら声をかけに行ったりする。気になる人への声掛けは、「あなたのことを気にかけている、何かあったら言って」と言うのがよい。住んでいる地域で、できる範囲でやればよい。

◇(児童虐待を)起こさなくて済んだ力の部分を見過ごさない
児童虐待の問題は、起きてしまったことの背景に起きなかったたくさんの可能性が存在する。相談業務において起きた事象ばかりに焦点を当てていると、その人の持つ「起こさなくて済んだ力の部分」を見過ごしてしまう。今後伸びていく可能性にもふたをすることにつながる。弱さややりきれなさをたくさん抱えながらも崩れてしまわない力を持つ家族に対し、その力を信じられるか、力を引き出せるかが重要である。

■里親になりませんか?
10月は里親月間です
さまざまな事情により家族と一緒に生活することができない子どもたちがいます。里親とは、こうした子どもたちを自分の家に迎え入れ、家庭的な環境の中で愛情を込めて養育してくださる方です。

~子どもたちのために、あなたにもできることがあります~
里親には、主に、子どもが親と一緒に生活できるようになるまで養育する「養育里親」と、養子縁組により養親となることを希望する「養子縁組里親」があります。養育里親の場合は、長期の養育だけでなく、月に1~2回程度、主に土日や学校の長期休み中に数日間、といった短期間の家庭生活体験をさせてくださる人も求めています。

里親になるためには特別な資格は必要ありませんが、必要な研修を受講すること、里親を希望する人とその同居人が欠格事由等に該当しないこと、経済的に困窮していないことが必要です。
里親制度に関心がある人はお問い合わせください。

問合せ:出雲児童相談所
【電話】21-0007

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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