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広報いずも 2018年11月号

知っていますか?“高齢者虐待”~高齢者が安心して暮らせる社会へ~

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島根県出雲市

高齢者虐待は、主に介護者や高齢者の家族など、身近な人が虐待をおこしやすい傾向にあり、その要因は介護者の心身の疲労、相談者がいないことによる孤立感、経済的な問題などさまざまです。
出雲市でも年間30件前後の高齢者虐待の相談・通報を受けています。

■どんな行為が虐待なの?
・身体的虐待…たたく、蹴る、つねるなどの暴力、ベッドに縛りつける、行動を抑制するなど
・介護や世話の放棄…食事を与えない、入浴させない、必要な介護や世話をしないなど
・心理的虐待…怒鳴る、ののしる、悪口を言う、拒絶的な態度、無視するなど
・性的虐待…性的な嫌がらせや強要など
・経済的虐待…必要なお金を渡さない、年金や預金を取り上げて本人に無断で使用するなど

■出雲市内の高齢者虐待の実態は?
◆家族等による在宅での虐待相談・通報件数及び虐待判断件数

◆平成29年度の状況
◇虐待の種類(複数回答)


身体的虐待、心理的虐待の順に多い!複数の虐待が同時に発生していることもある

◇虐待を受けた高齢者と家族等との関係


息子からの虐待が多く、次いで夫からの虐待が多い

◇虐待を受けた高齢者の性別及び年齢


女性が7割以上、80歳以上が6割を超えている

■どうして虐待は起こるの?
~虐待は「虐待者が悪者だから」起こるのではありません~
高齢者の介護や世話をすることで心身共に疲れ、追いつめられてしまう人は少なくありません。もともと、高齢者と関係が悪くなかったにもかかわらず、適切な介護のしかたや認知症への対応がわからず、つい手をあげてしまったり、虐待していることを自覚できても歯止めがきかなかったりする場合もあります。

◇虐待の発生要因(複数回答)
国の統計では「介護による疲れ・ストレス」が4分の1を占めている
・高齢者の介護による疲れ・ストレス 27.4%
・自分の障がいや病気 21.3%
・経済的に困窮している 14.8%
・高齢者の認知症の症状 12.7%
・自分の性格や人格 12.0%

◇虐待を受けた高齢者と要介護認定や認知症の有無などの関係


約7割が要介護状態で、そのうちの約7割に認知症の症状がみられる

■一緒に解決方法を考えます!高齢者虐待防止の相談・通報
虐待の発生防止と早期発見のために・・・

◇介護の悩み事はケアマネジャーやあんしん支援センターへ相談を!
高齢者虐待はどこの家庭にも誰にでも起こりうる身近な問題です。
虐待者=“悪者”ではなく、虐待が起こる要因を探り、虐待を受けている人だけでなく、虐待をしている人も支援することが必要です。

◇地域の「気づき」や「見守り」が虐待防止につながります!
日ごろから高齢者や介護者へのあいさつや声掛け、介護者へのねぎらいの言葉がけをしましょう。

◇認知症への正しい理解と対応を!
全国的にも認知症の高齢者に対する虐待が多い傾向にあります。介護者や家族が認知症に関する正しい情報を知ることで、さまざまな症状に落ち着いて対処しやすくなります。

■ためらわずにすぐに連絡を!
虐待を早期に発見することで、虐待の深刻化を防ぐことができます。
「ちょっと変だな」「虐待かもしれない」と思ったら、ためらわず連絡をお願いします。
(※連絡された人の情報が他へ漏れることはありません。)

連絡・相談先:
◇高齢者あんしん支援センター(出雲市社会福祉協議会内)
・出雲高齢者あんしん支援センター
【電話】25-0707

・平田高齢者あんしん支援センター
【電話】63-8200

・佐田高齢者あんしん支援センター
【電話】84-0019

・多伎高齢者あんしん支援センター
【電話】86-7122

・湖陵高齢者あんしん支援センター
【電話】43-7611

・大社高齢者あんしん支援センター
【電話】53-3232

・斐川高齢者あんしん支援センター
【電話】73-9125

◇出雲市役所高齢者福祉課
【電話】21-6967

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